SMTPのセッションだけでSPAMかそうでないかを有る程度判定するsmtp wrapper、antibadmailを試してみました。これでゴミメイルをウィルスチェックするなど無駄な動作を減らすことができます。

qmailとセットなら実に簡単。

$ cvs -d :pserver:anonymous@yatex.org:/qmail co antibadmail

でソースが取ってこれたら

$cd antibadmail

$ su -
Password:
# cd /home/hogehoge/antibadmail/
# make all install

でインストールは完了

# cd /etc/
# vi syslog.conf

local1.info /var/log/smtp-stat
を追加

# vi newsyslog.conf

/var/log/smtp-stat 640 7 * @T00 Z
を追加したら

# cd /var/log
# touch smtp-stat
# chmod 600 smtp-stat

してlogファイルを作っておいてから

# killall -1 syslogd

qmailの起動スクリプト
/var/qmail/rc に

/usr/local/bin/antibadmail \
/var/qmail/bin/qmail-smtpd 2>&1 \

みたいに qmail-smtpdを動かす直前にantibadmailを記述すればよい。

起動スクリプトを動かして(動いていればいったん停めて)から
/var/log/maillogや /var/log/smtp-statを見て機能しているかどうか確認。

ログを見るといかにも怪しいゴミメイルは Rejectされてる様子がよく分かる。

細かい設定は

http://www.gentei.org/~yuuji/software/antibadmail/index-j.html
を参照の事。